うぁー!落としたァー!Macのデータ落としちゃった!!!ウワァァァァァァ!!マアァァァァァァ!!
なんてことは、ある日突然訪れるかもしれません。
そんないざという時のため知っておくと安心のデータ復旧ソフト、『EaseUS Data Recovery Wizard』を紹介します。
無料でも使えるソフトですが、今回はEaseUS様より有償版をご提供いただいたので、そちらを使ってレビューしていきます。
目次
EaseUS Data Recovery Wizardってどんなソフト?

EaseUSは2004年の会社設立以来、データ復旧、データバックアップ、パーティション管理などのソフトウェア開発を行っている企業。
Macから削除されたファイルの他、SDカード、USBメモリ、外付けHDDなどの外部デバイスから消去されたファイルも復元が可能とのことです。
Vectorプロレジ大賞の復元部門賞も2回受賞されており、評価も非常に高いようですね。
Macの無料データ復旧ソフトEaseUS Data Recovery Wizardはどんな時に使える?
- 不要と思って削除したり、誤って削除したファイルを復元したい場合
- バックアップなどをとったつもりが取れていなかった場合
- HDDやSSDの不具合で起動できなくなり、やむなく初期化したとき
- SDカードなどの外部メディアに保存したファイルが消失してしまった場合
一番怖いのは故障した場合ですが、初期化後でも復元できるのは嬉しいところ。
実は自分も現在使っているMacBook Proが故障で初期化した経験があります。
しかし、初期化以前に存在していたファイルもこのソフトで復旧ができたので、今回はその手順を紹介してみます。
Macの無料データ復旧ソフトEaseUS Data Recovery Wizardの使用手順
1.ソフトをダウンロード
ソフトをこちらからダウンロードします
2.ダウンロードしたdmgファイルを展開、インストール

ファイルを開いたら、アイコンを画像のような画面になるので、アイコンをドラッグアンドドロップし、アプリケーションフォルダへ移動します。
これでインストール完了。
3.ソフトの実行を許可


セキュリティによりソフトの実行をブロックされる場合がありますが、このような画面が出たら、右下の「許可」をクリックすればOK。
4.ディスクのスキャン

ソフトが起動するとこのような画面になります。今回はMacBookの内蔵SSDからデータを復元したいので「Macintosh HD」を選択し、右上の「スキャン」をクリック。
外部デバイスのデータを復元したい場合は、この画面で表示される外部デバイスを選択すればOK。

スキャンが始まるとこのような画面に。残り時間が表示されるので、スキャンが終わるまでは他の作業でもして過ごしましょう。
5.復元したいファイルを選択して復元

スキャンが終わったらあとはファイルを復元するだけ。右上の「パス」「種類」のどちらかを選択してファイルを探します。
保存している場所を覚えている場合は「パス」、場所は覚えていないけど、復元したいファイルの種類(画像なのかドキュメントなのかなど)がわかる場合は「種類」から選ぶことになりますね。
今回自分は写真ということしか覚えていなかったので、「種類」を選択しました。
復元したいファイルが見つかったら、ファイル名右のチェックボックスにチェックを入れて、「今すぐ復元」をクリック。
6.復元先を選択
Finderが開くので、保存したい場所を選択します。

今回は、保存したい場所を選択したところ、上の画像のようにおすすめしませんとの警告が出たため、メッセージに従いクラウドストレージに保存することに。

ここではGoogle Driveを選択。Googleのログイン画面が出るため、ログインすればOK。

Google Drive内が表示されるので、好きな場所を選んで右下の「復元」をクリック。

無事復元されました!
Macの無料データ復旧ソフトEaseUS Data Recovery Wizardを使って感じたこと
EaseUS Data Recovery Wizardの良い点
- 操作性がわかりやすく、Finderさえ使えれば迷うことなく使える
- 復元したいファイルをプレビュー付きで表示してくれるので、どのファイルを復元すればいいのかわかりやすい(ソフトによってはプレビューできないものもある)
- 本体のストレージだけでなく、クラウドストレージにも復元ができる
- 復元にかかる時間が短く、確実性も高い
- 「パス」「種類」から復元ファイルを選択できるので、ファイルを探しやすい
EaseUS Data Recovery Wizardの微妙な点
- ストレージのスキャンに時間がかかる(今回は3時間程度と表示されたが、実際は6時間程度かかった)
- 内部ストレージに復元すると高確率で警告がでる(今回は警告を無視しても復元に成功したが、今後もリカバリーできなくなる可能性があると言われると不安)
- ファイル一覧には既存のファイルも表示されるので、大量のファイルが表示され探しにくい
まとめ:EaseUS Data Recovery Wizardは復元の確実性は高いが、一部致命的な点もあり
今回はEaseUS Data Recovery Wizardを使ってみました。
PC初期化前のファイルも確実に復元できるのは、本当に困っているときは助かりそうなソフトです。
一方でデメリットも一部あり、特に内部ストレージに復元しようとする高確率で警告がでるのは得に改善が欲しいところ。
大容量のファイルを復元したい場合、それを復元するほどの十分なクラウドストレージや外部ストレージをすぐに用意できない場合もあるため、ここが改善されないといざと言う時に困る場合もあるだろうと感じました。
とはいえ、一度失ったファイルが復元されるのは生き別れの兄弟と再開したかのような感動があり、知っておくとファイル消失の不安が軽減できるという意味では素晴らしいソフトだと思います。
EaseUS Data Recovery Wizardは以下よりダウンロード可能。いざという時に備えて準備しておいてはいかがでしょうか。
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