「働きたくない…」と思いながらも、働かないと路頭に彷徨ってしまうので就活をしました。
私はこれまで多少の経験があることと、単純に興味のある分野ということでWebマーケティング職を志望。
Webマーケティング職と言うと少しイメージしづらいかもしれませんが、Webページが多くの人に見てもらえるような対策をしたり、見てもらったページから売上に繋がるよう最適化するようなお仕事ですね。IT系ですがエンジニアとはちょっと違う感じです。
2月初めまでは海外に留学していたので、帰国して少しダラダラした後、2月の終わり頃から就活を始めました。
ということで、誰かの役に立ったり、自分の転職のときに見直せたりするように(?)まとめてみます。
この記事では自分の就活での流れや、役にに経ったこと、就活で感じたことなど伝えられればと思います。
目次
2月スタート、でも1月から簡単な準備はしていた
わかりやすく1月以降やったことを時系列にまとめていきます。
1月(まだ留学中)
半ば頃までに、Offer box、iroots、ニクリーチに経歴や自己PRなどを書き込みました。
2月(帰国)
Offer boxを中心にいくつかスカウトが来ていたので、この月の終盤ぐらいから気になったところに数社訪問。
御社の金で焼肉を食べたり、ちょっとした1日インターンをしてました。この月の就活での活動日は4日。
留学から帰ってきたばかりで、旅行して久々の日本を楽しんだり、友達と遊んだりする方が多かったのがこの時期。合言葉は「3月から本気出す」。
3月(解禁)
エントリーや説明会とか始まりだしたのがこの時期。自分の志望したところは説明会兼一次選考(グループワーク)みたいなところが多かった印象。
志望業界は関東が中心だったので、一度の関東遠征でどれだけ効率的に回れるかだけ考えていました。(交通費が惜しいので)
ただ、よく見るとそんなに動いてもいなくて、就活関連での活動日は6日のみ。
4月
エントリーした企業の全てで一次選考が終了し、二次選考や最終選考がまとまって入ったのが4月。
御社の都合で、関東遠征の日程が上手くまとめられず、遠征から帰って2日挟んでまた遠征といったような、ハードなスケジュールを強いられました。
月の初めに受けた、志望度の高い企業からナイテを貰えたので、この時点で3社辞退。
4月の活動日は6日。就活もほぼ終了みたいな気持ちでいました。
5月
突然の延長戦開始。
というのも、自分が受けたWebマーケティングの企業は全て中小企業だった中で、地元の大手企業からオファーをいただいたため、少しだけ話を聞いてみようかという気持ちになったからです。
こちらはゴールデンウィーク明けに最初の簡単な面談をし、選考フローをすっ飛ばし、月の半ばに最終面接のみ行い翌週内定。ここで就活完全終了となりました。
活動日は面談と最終面接の2日。
自分のスペックや経験とアピールしたこと
スペック・経験
- 中堅私文大学
- HTML・CSSの基礎
- サイト構築経験(WordPress・フルスクラッチ共に)
- ブログ運営経験
- 海外ITベンチャー企業でのインターン(3ヶ月、LPOとフロントエンドが中心)
- Webサイトを通じての物販経験
- その他転売経験
自己アピール
主に、貪欲さと戦略性について話しました。
絡めたエピソードとしては、「車を購入した経験」。
「欲しいモノは絶対買う」「そのために高校のうちから戦略を立てて動きだす(物販・転売等)」という点から、貪欲さと戦略性に繋げました。
この2点はWeb関係の企業に限らず、他の業界からも評価をいただくことが多く、Offer boxでもこの点に触れてオファーが来ることが多かったです。
この強みはストレングスファインダーで見つけ出したもので、診断結果の詳細と過去のエピソードを絡めるだけで自己PRは簡単に完成したように思います。
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強みを言語化してくれるので、これから自己分析などする人にはおすすめ。自分はこれ以外特に分析はしませんでした。
ストレングス(強み)は上記書籍に含まれるアクセスコードを使って診断できます。
よくある、アルバイトやサークルでの経験に触れたことはありませんでした。(サークルが趣味の一つでもあったため、面接中軽く触れることはあった)
大事なことは、早く始めることよりも業界への理解
自分と同じ19卒含め、最近は夏頃からインターンなどに行き始めるような動き出しの早い就活生が多いみたいですね。(そうとは知らず、自分は夏の頃は海外でほげ〜っとしてた)
しかし、動き出しが遅いからといって不利になったと感じることは全く無く、むしろその間に海外でインターンをした経験の方が就活で役立ったように感じました。
新卒採用で重視されるのは、やはりその企業でパフォーマンスを発揮できるポテンシャルがあるかどうか。これはどこの企業でも同じだと思います。
そんな中でこの業界を志望するにあたって役立ったのは、ブログや物販サイト運営、またIT企業でのインターンでの経験であり、その中でできあがった業界へのイメージや価値観。
ある企業では、実務選考としてWebメディアのコンテンツ企画から作成までを行い内定を勝ち取り、またある企業では、部門のトップとこの業界での仕事の価値観が一致したことが決め手となり、内定が出ることもありました。
自分は企業研究など全くと言っていいほどしておらず、その中でエントリーした4社のうち2社から内定をもらえたのは、これらの経験や価値観をしっかり持っていたからだと断言できます。
もし自分と同じくWebマーケティングを志望する人がこの記事を読んでいたなら、闇雲に就活イベントに参加するよりも、大学生の豊富な時間を生かしてブログやインターンへの参加をする方が有効なのかなと思います。
就活で1つだけ後悔することがあるとすれば、Offer boxなどのスカウトサービスだけに頼らず、自分でも企業探しすればよかったということ。
それなりに納得してちゃちゃっと終わってしまいましたが、しっかり探せば「絶対にここ!」と言えるような企業との出会いもあったかもしれません。
そんな訳で偉そうに語ったけど…やっぱり働きたくないな…
内定辞退全部したい……
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