【初心者向け】RX100M3で満点の星空を撮影する設定や注意点まとめ。

ポケットに入る最強コンパクトデジカメと名高いRX100シリーズ。

目に映る全ての景色が作品になるカメラとして、非常に気に入って毎日持ち歩いています。

しかし一眼レベルの機能を備えるこのカメラ、設定などが難しく使いこなせないと言う人もいるのでは無いでしょうか?

特にセンサーサイズの小さいコンパクトデジカメだと撮るのが難しいのが夜空などの写真。

こんなに小さなボディでも、設定をしっかりすれば肉眼では見えないほどたくさんの星を捉えることができます。

今回はRX100M3で星空をばっちり捉えるための設定を紹介。そんなことより撮れた星空の写真を見せろって方は以下から。

こんにちは。突然ですけど、最近星空見てますか?私は普段そんなに見ることはありません。うちからだと大して見えないし。 ということで、たまには満点の星空が見える場所に行って星を見てみ

星を撮るなら各設定を理解してとにかく光を取り込め!

星って光ってはいるけど、地上に届く光は弱いため実際のところ見えてるのって暗闇にポツポツ白い点があるだけじゃないですか。

カメラも同じで、普段景色を撮るのと同じ設定で撮るとただの真っ暗な写真になって終わります。そのため、星空を綺麗に撮りたいときはとにかく光をたくさん取り込めるように設定していきます。

撮影モードはマニュアルモードで

星空の撮影では細かい設定が求められます。目標は以下の画像の通り。赤枠の中が同じになるように設定する方法を解説していきます。

これらを全て自分で指定できるのはマニュアルモード。

ダイヤルをくるくる回して「M」に設定しましょう。

絞りはF1.8

この数値は低いほど明るく、ボケが強くなります。逆に大きくするとボケは弱くなり、メリハリのあるシャープな写真が撮れます。

今回とにかく明るくしたいので、一番明るいF1.8にしましょう。RX100M3でF1.8が設定できるのは広角側だけなので一番広角の状態(24mm)を使いましょう。

設定方法

  1. 撮影モードをマニュアルに設定した状態で、ダイヤルボタンを下に1回または2回押す。
  2. 画面下、F○の部分がオレンジになったらダイヤルを左まわりにぐるぐる回す。
  3. 1.8になったら決定ボタンを押す。

シャッタースピードは30秒

「シャッターを切る」という言葉は聞いたことがあると思います。シャッターボタンを押してからシャッターが切れるまでの時間がこのシャッタースピードです。

シャッタースピードが速ければ暗く、遅ければ明るくなります。カメラはシャッターが相手いる間の景色を記録するため、シャッタースピードが遅いと手ブレも大きくなりがちです。(もちろん手ブレの対策は可能。こちらも記事内で紹介)

設定方法

  1. 撮影モードをマニュアルに設定した状態で、ダイヤルボタンを下に1回または2回押す。
  2. 画面左下端、○○”(○は数字や分数)の部分がオレンジになったらダイヤルを左まわりにぐるぐる回す。
  3. 30”になったら決定ボタンを押す。

ISOは800〜1600ぐらいで

ISOはセンサーの感度。この値を大きく設定することで、暗闇でも黒潰れすることなく明るい写真が撮れるようになります。

「ならMAXまで上げてしまえばいいのでは?」と思ってしないますが、上げることによるデメリットとしてノイズがより多く乗るようになります。うまく編集すればある程度は消すことも可能ですが、星空を撮影する場合はノイズがたくさんのると小さな星とノイズの判別が難しくなり、ノイズ除去と共に星まで消えてしまうため注意が必要。そのため状況に合わせて800から1600ぐらいの間で使うといいと思います。

設定方法

  1. ダイヤル左上のファンクションキー(Fn)を押す
  2. 十字キーでISOに合わせる
  3. ダイヤルを左右にくるくる
  4. 決定ボタンを押す
  5. 再度ファンクションキーを押して撮影画面に戻る

手ブレはセルフタイマーで防止。三脚は無くてもなんとかなる。スマホリモコン機能は注意が必要。

30秒もシャッターを開け続けるわけですから、当然手持ちでブレなく撮るのは無理があります。となると、三脚にカメラを固定するか安定した地面にカメラを置いて撮ることになります。(ということで、RX100M3の場合はチルト機能をうまく使ってレンズを空に向ければとりあえず三脚は無くてもなんとかなります。)

ところが、カメラ本体がしっかり固定されていてもブレるんですよ。シャッターボタンを押すときのわずかな揺れですらブレの原因になってしまいます。
そのため2秒のセルフタイマーを設定して、シャッターボタンを押して少ししてからカメラ側で勝手にシャッターを切ってもらい手ブレが発生しないようにします。

設定方法

  1. 十字キー左を押す
  2. ダイヤルをくるくる
  3. セルフタイマー2秒に設定
  4. 決定ボタンを押す

スマホリモコン機能の使用は注意

このRX100M3はWi-Fiでスマホと接続し、スマホをリモコンとして使用することができる便利な機能が搭載されています。こちらでもカメラ本体に触れずに撮影ができるため手ブレを抑えることが可能。

しかし、スマホリモコンを使うと後述するRAWでのデータが記録されません。(それを知らずにスマホリモコン使ってRAWデータが残って無くて後になって絶望したのが先日の長野での星空撮影)

現像までしっかりやってより満足のできる作品を残したい人は注意が必要です。

さらにこだわりたい人はRAWでの撮影を設定

ここからは少しだけ上級者向けの設定。RX100M3では一眼レフなどで使われるRAW形式での記録が可能です。

RAWとは一般的な画像に使われるJPEGなどの画像に現像する元となる「生」(=RAW)画像データのこと。現像するために専用のソフト(Lightroomなど)が必要ですが、その分ノイズの除去や細かい光や色の調整が可能であるため星空の写真を編集する上ではとくに重宝します。

設定方法

  1. MENUボタン(ダイヤル右上)を押す
  2. 設定画面1ページ目、画質を選択し決定ボタンを押す
  3. 「RAW+JPEG」または「RAW」を選択、決定

尚、RAWでの撮影には通常よりも多くの容量を消費するため、SDカードの空き容量に注意が必要です。

習うより慣れろ。とにかく撮りまくれ!

ここまで読めば星を撮るために必要な設定は一通り把握できたはず。あとは撮って撮って撮りまくってコツを掴んでいくだけです。慣れれば素人でも以下の記事の様な写真が撮れるようになります。

こんにちは。突然ですけど、最近星空見てますか?私は普段そんなに見ることはありません。うちからだと大して見えないし。 ということで、たまには満点の星空が見える場所に行って星を見てみ

星を撮ろうと思うと長野あたりの山奥に出かけて頑張らないといけないイメージですが、その辺でもこれらの設定をうまく使いこなせばなんとなくいい感じの写真が撮れてコツが掴めるもの。

参考程度にこちらは肉眼ではあまり星の見えない薄っすらと雲の出ていた日に近所から撮影した星空。オリオン座を中心にそれなりに星を写すことができました。また、雲もいい感じに流れてよかったかもしれません。

慣れていけばどんどん楽しくなっていくと思うので挑戦してみてくださいね。

【その他の写真↓】

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